新型肺炎
東京都、コロナ警戒レベル引き上げも時短要請せず
東京都は19日、都内の新型コロナウイルスの感染状況について、警戒レベルを最も高いレベルに引き上げました。
NHKが報じたところによりますと、東京都は19日、専門家の会議を開き、2か月前から2番目に引き下げていた新型コロナウイルスの感染状況の警戒レベルを最も高いレベルに再び引き上げました。
日本では全国で新型コロナウイルスの感染者が増加していており、19日は、これまでに全国で2377人の感染が発表され、1日の発表としては、18日の2201人より100人以上多い過去最多となりました。
東京都は19日、都内で新たに534人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。都内で1日に500人を超えるのは初めてです。
これで都内で感染が確認されたのは合わせて3万6256人になりました。
一方、都は飲食店などへの営業時間短縮の要請について、「家庭内や幅広い年代にも感染が広がっているなかで、効果的な対策ではない」として実施しない方針としています。
東京都の小池百合子知事は18日夜、飲食店に営業時間の短縮を要請するかどうかについて「これまでの経験を踏まえた上で、今どれくらいの効果があるのかはよく見極める必要がある」と述べていました。
これより前、赤羽一嘉国土交通大臣は、現時点では観光支援策「Go Toトラベル」の運用を見直す意向はないとの認識を示していました。
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