探査機「はやぶさ2」、小惑星リュウグウの砂入りカプセルを豪に投下の見込み
11月 25, 2020 20:07 Asia/Tokyo
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探査機「はやぶさ2」
小惑星探査機「はやぶさ」が、小惑星「リュウグウ」の砂を採取するミッションを終え、地球へ向かって飛行しています。
JAXA「宇宙航空研究開発機構」が25日水曜、発表したところによりますと、日本の専門家は26日木曜、「リュウグウ」の砂が入った特殊なカプセルをオーストラリアに投下するため、同探査機の最後の軌道修正を行うということです。
この軌道修正は3段階に分けられ、JAXAの専門家が第1段階目で飛行の角度を95%、その1時間後の第2段階では残りの5%を修正し、第3段階目では専門家らがその軌道修正の成功の度合いを検証することになっています。
また、カプセルは12月5日に高度22万メートル上空で探査機から分離され、その約12時間後の26日の夜、カプセルはオーストラリア南部ウーメラー試験場に到達します。また同探査機は、落下したカプセルの撮影を行うことが予定されています。
この探査機はさらに、十分に燃料を蓄えた状態で宇宙空間にとどまり、地球と火星の間を周回する直径約30メートルの小惑星「1998 KY26」の表面を調査する新たな任務に用いられる見込みです。
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