12月 20, 2020 17:18 Asia/Tokyo
  • シャベ・ヤルダー
    シャベ・ヤルダー

日本でペルシャ語を学ぶ人々がオンラインで集い、イラン伝統音楽が響く中でハーフェズ詩集を読むなどして、シャベ・ヤルダーと呼ばれるイランの冬至の行事を行いました。

シャベ・ヤルダー(冬至の夜)は、イランで秋の最後の日とされている冬至(今年は12月20日)の日没から翌日の日の出までの1年で一番長い夜のことを指します。

イランの国際通信・イランプレスによりますと、日本ではこの数年、イラン文化に興味がある人々を数多く迎えてシャベ・ヤルダーの行事を開催してきましたが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて衛生ガイドラインを遵守し、19日土曜にオンライン形式で行われました。

日本でオンラインのシャベ・ヤルダーの集い開催

 

今回のオンラインのシャベ・ヤルダーの集いでは、イランの伝統音楽、特にサントゥールを学んだ岩崎和音氏が、この楽器について紹介し、プログラムの一部で同氏によるサントゥールの生演奏も行われました。

ディーヴサーラール駐日イラン文化参事官も、この古来から続く行事に際し祝辞を述べ、「イランと日本の文化的・歴史的協力の長さは1300年以上にもわたる」としました。

そして、「幸運にもイランと日本の間には、多くの文化的共通点や好影響を見つけることが可能である。そのひとつがイランのヤルダーと日本の冬至である」と続けました。

この集いでは他にも、ペルシャ語学習者によりハーフェズ詩の一節を自作の翻訳とともに朗読するなどのプログラムが行われました。

 

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