大坂なおみ選手、全豪前哨戦で8強進出

2月 03, 2021 19:57 Asia/Tokyo

女子テニスのギプスランド・トロフィーは3日、シングルス3回戦が行われ、大会第2シードの大坂なおみ選手が英国のケイティ・ボールター（Katie Boulter）選手に3-6、6-3、6-1で逆転勝ちし、準々決勝進出を決めました。

フランス通信によりますと、世界ランキング3位の大坂選手は、前の試合で16歳の米国の新鋭コリ・ガウフ（Cori Gauff）選手を破って勢いに乗るボールター選手に手を焼いたものの、1時間47分に及ぶフルセットマッチを制しました。

大坂選手は「第1セットを落とした後は、とにかくできるだけ一生懸命戦って、自分のベストを尽くそうと思った」と振り返り、「コートを確認できるから長い試合は好き。それがフィットネスにもつながる」と話しました。

次戦はルーマニアのイリーナ・カメリア・ベグ選手と対戦することになります。

同日に行われた試合では、第1シードのシモナ・ハレプ選手（ルーマニア）も快勝で勝ち上がりを決め、準々決勝では全仏オープン覇者のイガ・シフィオンテク選手（ポーランド）を破った第9シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ選手（ロシア）との対戦が決まっています。

第3シードのエリナ・スビトリーナ選手（ウクライナ）は2017年の全仏女王エレナ・オスタペンコ選手（ラトビア）を6-7（4-7）、6-3、6-2の逆転で下しました。

全豪オープンの会場となるメルボルン・パークでは現在、8日の開幕へ向けて、ギプスランド・トロフィー、ヤラバレー・クラシック、グランピアンズ・トロフィーの3大会が女子の前哨戦として同時開催されています。

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