テニスの大坂、けがで全豪OP前哨戦を棄権
世界ランキング3位の大坂なおみと四大大会(グランドスラム)通算2勝を誇るビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)が6日土曜、セレーナ・ウィリアムス(米国)に続いて全豪オープンテニスの前哨戦を棄権しました。
フランス通信によりますと、昨季の全米オープンテニス覇者で2019年の全豪女王である大坂は、第2シードとして出場していたギプスランド・トロフィーの準決勝で同7シードのエリーゼ・メルテンス(ベルギー)と対戦する予定でしたが、出場を辞退しました。5日金曜夜に行われた準々決勝では7-5、6-1でイリーナ・カメリア・ベグ(ルーマニア)を圧倒し、体調に問題はないように見えていました。
大坂はWTA女子テニス協会)のツイッターで、「きょう棄権しなければならなくなり、オーストラリアテニス協会とファンに申し訳ない」と謝罪すると、「ちょっとしたけががあり、全豪も間近に迫っているので大事を取る必要があった。来週の試合を楽しみにしている」と綴りました。
また、全豪オープンで2度の優勝経験があるアザレンカもこの日、腰のけがを理由にアネット・コンタベイト(エストニア)とのグランピアンズ・トロフィー準々決勝を見送りました。
前日には、ヤラバレー・クラシックに出場していた39歳のセレーナが、肩を痛めたとして世界ランク1位のアシュリー・バーティ(オーストラリア)との準決勝を棄権しました。同胞のダニエル・コリンズを6-2、4-6、10-6で下した準々決勝ではけがの影響を全く見せていませんでしたが、その数時間後に棄権を申し出ました。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj