東京五輪組織委、後任会長選出へ初会合
(last modified Tue, 16 Feb 2021 09:10:45 GMT )
2月 16, 2021 18:10 Asia/Tokyo

東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の森喜朗会長(83)が女性差別発言で辞任を表明したことに伴い、後任を選ぶ候補者検討委員会が16日に開始されることが報じられました。

フランス通信によりますと、「女性がたくさん入っている会議は時間がかかる」と発言して各方面から厳しい批判を浴びた森氏が12日に辞任を表明したことを受け、後任を選ぶ会合が初めて開かれることになりました。会議のメンバーは8人で構成され、男女の比率は半々になるとみられます。

後任をめぐっては、森氏が自身の後継者に川淵三郎氏(84)を指名したと伝えられると反発の声が上がり、同日にキヤノンの御手洗冨士夫最高経営責任者(CEO)が委員長を務める新たな委員会の設置が発表されました。

組織委員会は新しい会長の選定などについて、「現時点」ではコメントを差し控えるとしています。

報道によれば、今週末までに決定するとみられる新会長の候補には、橋本聖子五輪相をはじめ、日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長や、元男子ハンマー投げの室伏広治氏の名前が浮上しています。

 

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