福島の魚から、2年ぶりに基準値超えの放射性物質が検出
https://parstoday.ir/ja/news/japan-i72774-福島の魚から_2年ぶりに基準値超えの放射性物質が検出
福島県沖で行われた試験的な漁で、水揚げされたクロソイから2019年以来初めて基準を超える放射性物質が検出されました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
3月 01, 2021 18:42 Asia/Tokyo
  • 福島の魚
    福島の魚

福島県沖で行われた試験的な漁で、水揚げされたクロソイから2019年以来初めて基準を超える放射性物質が検出されました。

NHKが漁連の発表として報じたところによりますと、このクロソイは2月22日に新地町の沖合8.8キロ、水深24メートルの漁場で採れたもので、検出された放射性セシウムの濃度は、日本で定められている基準値の5倍とされ、これを受けて、福島県漁連はこの魚の出荷を停止しました。

2012年4月1日、日本では水産物の放射性セシウム濃度の基準値をそれまでの500Bq /kg から、100Bq /kgとすることが定められており、福島県沖の水産物の放射性物質の濃度を測定している福島県水産海洋研究センターによれば、2020年の1年間の調査では、4261検体(クロソイ50検体含む)の魚には基準値を超えた検体は見つからなかった、ということです。

なお、先月14日に福島県沖を震源とする強い地震発生した後、東京電力は廃炉準備中の福島第二原発の1号炉にある使用済み核燃料保管プールの水が少量漏れていたことを確認、報告していました。

しかし、専門家らは漏れ出した水は、量も少なく、放射線量も低いため、環境に悪影響を及ぼすことはないと説明していました。

また、福島県水産海洋研究センター放射能研究部の神山享一部長は、新地町沖の海水や海底の放射性物質の濃度が低いことを考慮しても、水揚げされた魚からここまで高い数値の放射性セシウムが検出された理由は不明だとし、「福島第一原発の港湾内で魚が出入りしている可能性もある」と述べています。

さらに、ロシアの社会団体「ロシア社会環境連盟」のメンバーで、核物理学者のアンドレイ・オジャドフスキー氏は、「2022年に日本政府は放射能汚染水の海洋放出を計画していることについて言及し、このプロセスには少なくとも30年かかる」と指摘しています。

海洋放出の前に汚染水に含まれる放射性物質は二次処理され、薄められることになっており、IAEA国際原子力機関は、十分に濾過した水を海洋放出しても、環境に害を及ぼすことはないとしています。

しかし、専門家らのこうした見解とは逆に、漁業者や環境団体は水産物に危険を及ぼすものだとして懸念を示しています。

 

ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。

https://twitter.com/parstodayj

https://www.instagram.com/parstodayjapanese/

http://urmedium.com/c/japaneseradio