日本でのLINE立ち入り検査で、中国のネット利用者が「イデオロギー的偏見」と非難
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日本政府の個人情報保護委員会は3月31日、日本国内で人気の通信アプリLINEの利用者の個人情報が中国の関連会社からアクセスできる状態にあった問題について、LINEへの立ち入り検査を開始しました。
ロシアのスプートニク通信によりますと、中国版ツイッターと呼ばれるWeibo(ウェイボー)の利用者たちは、今回の日本当局の措置を、「イデオロギー的偏見」に基づいた「根拠のない思い上がり」だと指摘しています。
日本では3月中旬、2018年以降にLINEの管理が中国企業に委託されており、LINE利用者の個人情報が中国の関連会社からアクセスできる状態にあったことがわかりました。委託先の中国企業は、日本国内のサーバーに保存されている利用者の名前、メールアドレス、電話番号などの個人情報や、利用者が送信した写真などにアクセスできる状態にあったということです。
中国の大勢のネット利用者は日本の措置について、「イデオロギー的偏見」に満ちていると考えており、次のような意見が投稿されていました:
@tyanntyannさん:これは完全に根拠のない思い上がり!おそらく、日本のソフトウェア産業が完全に国内開発に移行したら、もっと多くの問題が発生するだろう。彼らの自分たちの技術に対するこのような自信はどこからくるのだろうか?
@雪亲王さん:今後、通信にはFAXのみを使用することを勧める。
@坏天气也有好心情さん:すべてにおいて中国を非難することが世界的慣習となった。彼ら自身に問題が生じたので中国に罪をきせたのではないかと疑ってしまう。現在、大企業の機密データはほとんど暗号化されている。たとえそれらのデータにアクセスできたとしても、特定の情報を見ることはできない。これは完全にイデオロギー的な問題だ。
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