日本の大麻検挙数が4年連続増加 過去最多の5000件超に
4月 08, 2021 19:04 Asia/Tokyo
日本で2020年の1年間に大麻を所持したなどとして検挙された人数が全国合わせて5034人となり、4年連続で過去最多を更新したことが分かりました。
NHKなどの日本のメディアが8日、報じたところによりますと、警察庁は、昨年に大麻を所持・栽培したとして摘発した人数が、前年より713人多い5034人となり、過去最多を更新したと発表しました。
年代別に見ると、20代が590人増の2540人で最も多く、全体の半数を占めました。また、10代も278人増の887人で過去最多を記録しており、各年代では、大学生が219人、高校生が159人、中学生も8人いました。
警察庁によれば、違法薬物の取引はSNSを通じて若い世代に広がっており、「興味本位」や「その場の雰囲気」などを理由に安易に大麻に手を出す傾向があるということです。
また同庁は、SNS上では隠語を使用してやり取りしたり、通信記録が残らないメッセンジャーアプリを使用するなど、手口が巧妙化しているとして、インターネット上での取締りを強化しています。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj