普天間に戦闘機4機飛来 市長が「市民への配慮が足りない」と申し入れ
4月 13, 2021 19:01 Asia/Tokyo
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FA18戦闘攻撃機4機
米軍普天間飛行場の全面返還に日米が合意してから25年となった12日、米軍岩国基地(山口県)からFA18戦闘攻撃機4機が飛来して着陸訓練を行ったことについて、宜野湾市の松川正則市長は13日午前、沖縄防衛局の田中利則局長に「市民への配慮が足りない」と電話で申し入れました。
沖縄タイムスによりますと、松川市長は「市民としてはもう25年経つんだなとピリピリしている。(普天間飛行場に配備されている)オスプレイ(の基地負担)だけでも大変であり、外来機は4月12日の節目の日に限らず飛来しないでほしい」と伝えたということです。
松川市長は同紙の取材に対し、返還合意から25年の節目に訓練があったことについて「日本を守っているという米側のアピール。パフォーマンスなのではないか」との見解を示し、米側から市へ事前の連絡はなかったとしました。
FA18戦闘攻撃機は12日夕方に飛来し、滑走路に張ったワイヤにフックを引っかけて急停止する訓練を2015年以来6年ぶりに実施して、飛行場周辺には同日午後8時すぎまでごう音が響きました。
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