福島・南相馬の地元サーファーが、処理水海洋放出決定に抗議の声
4月 19, 2021 14:13 Asia/Tokyo
福島県南相馬市でサーフスポットの復活へ向けて努力する地元のサーフショップ「Sun Marine」のオーナー、鈴木康二さん(66)が、福島第一原発の放射性物質を含む処理水を薄めて海に放出する方針を政府が決めたことを受けて、抗議の声を上げました。
福島県南相馬市には、世界大会が行われたこともある日本有数のサーフスポット、「北泉海岸」があり、震災前には年間約10万人ものサーファーや、多くの海水浴客で賑わっていました。東日本大震災による津波と原発事故の影響で、海水浴場が長く閉鎖されていましたが、市の数年にわたる海水調査で安全性が確認でき、また津波で損壊した海岸施設が復旧して災害時の避難路が確保できたことから、昨年7月、9年ぶりに海開きを行い、さらに事故後初めてとなる全国規模のサーフィン大会も開かれました。
この海をこよなく愛し、45年間に渡ってサーフィンを続けている鈴木さんは、震災時に持ち家と経営するサーフショップが津波によって流されたものの、翌年には少し場所を移して店を再開させ、復活へ向けて努力を重ねてきました。
毎朝ビーチを訪れ、打ち寄せる波のコンディションをチェックしている鈴木さんは、今回の政府の決定について、「(放射性物質で)汚染された海に入りたいとは到底思えない。(今回の決定には)絶対に反対だ」と語りました。
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