テニス・大坂なおみ、「五輪開催は危険あるなら議論すべき」
(last modified Mon, 10 May 2021 10:40:49 GMT )
May 10, 2021 19:40 Asia/Tokyo
  • テニス・大坂なおみ
    テニス・大坂なおみ

女子テニスで世界ランキング2位の大坂なおみ(23)が、新型コロナウイルス禍における今夏の東京五輪開催について、慎重に検討するべきとの見解を示しました。

ロイター通信が9日日曜、報じたところによりますと、日本を代表するトップアスリートでもある大坂は、イタリア国際を控えた同日の記者会見で「もちろん、五輪を実現してほしい気持ちはある」としつつも、「特にこの1年は重大なことがたくさん起こっていて、多くの予想外のことが起きた。人々を危険にさらす可能性があるのならば、絶対に議論すべきだと私は思う」と語りました。

また、ワクチン接種に関しては「多くの人々が入国することになるので、正しい決断を下さなければならない」とする一方で、「私はワクチンを受けたが、結局のところ、誰かにワクチン接種を強制することはできない」とも述べています。

日本ではこれまでに60万人以上のコロナ感染者が確認されているほか、死者数は1万500人以上に上っており、東京には現在、緊急事態宣言が出されています。

また世論調査では、感染拡大を懸念して今夏の五輪開催を反対する声も多数存在することがわかっています。

 

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