テニス大坂選手が、試合後の会見を一切拒否へ
(last modified Thu, 27 May 2021 09:22:48 GMT )
May 27, 2021 18:22 Asia/Tokyo
  • テニス大坂選手
    テニス大坂選手

大阪市出身の女子プロテニスの大坂なおみ選手が、今月開幕の全仏オープン期間中、記者会見には一切応じないことを明らかにしました。

大坂選手は27日木曜、自身のツイッターにおいて英語でこのことを明らかにするとともに、会見は「アスリートのメンタルヘルスを無視」するものだとし、会見拒否に対して運営組織側が科す罰金は支払う、と表明しています。

また、試合後の会見がいかにアスリートのメンタルヘルスを無視しているかについても、「私たちは会見場に座って、以前に何度も尋ねられた質問を受けたり、私たちの心に疑念をもたらすような質問をされたり」していることに触れ、「私を疑う人々に自分をさらすつもりはない」として、今月末に開幕の四大大会、全仏オープンの期間中に行われる記者会見に応じない決意を示しました。

一方、テニスのツアー大会は選手らに会見に応じることを課しており、これを拒否した場合、多額の罰金が科されます。

大坂選手は罰金を科すのであれば、これに応じると潔い姿勢を示しており、「その多額になりそうな罰金がメンタルヘルスの慈善団体に寄付されることを望む」と皮肉的にコメントしました。

今までも数多くの選手が試合後の記者会見を拒否して罰金が科されており、そうした例として2018年のマイアミ・オープンで大坂選手に初戦敗退した元世界ランキング1位のセレーナ・ウイリアムス選手が挙げられます。

 

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