ＷＨＯが東京五輪への警戒を呼び掛ける

東京五輪・パラリンピック開幕を控え、IOC国際パラリンピック委員会に助言を行っているWHO世界保健機関は、五輪が新型コロナウイルス感染拡大につながらないよう慎重な対応を呼び掛けました。

ロイター通信が２日金曜、スイス・ジュネーブから報じたところによりますと、ＷＨＯの疫学者マリア・バン・ケルコフ氏は同日、記者会見し、「サッカー選手権・ユーロ２０２０から得た教訓に基づき、ＩＯＣと東京五輪・パラリンピック組織委員会に対しどのような助言を行うか」との質問に対し、「ウイルスが存在しているのに警戒措置が取られなければ、感染は拡大する。このため警戒を呼び掛けている」とし、「全ての人にリスクに基づき行動するよう呼び掛ける」と述べています。

欧州では、サッカー選手権「ユーロ２０２０」の試合開催都市で感染が拡大する事態が発生しています。

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