菅首相、東京の感染増加は「万全の態勢で抑える」
(last modified Wed, 07 Jul 2021 12:27:41 GMT )
7月 07, 2021 21:27 Asia/Tokyo
  • 菅義偉首相
    菅義偉首相

菅義偉首相は7日水曜、記者団に対して、11日でまん延防止等重点措置の適用期限を迎える東京都の取り扱いについて「感染者数が増加傾向にあり、感染者数や病床の状況を踏まえて万全の態勢を取って感染を抑えていきたい」と述べました。

ロイター通信によりますと、菅首相は7日夜6時ごろから、総理大臣官邸で、西村経済再生担当大臣田村厚生労働大臣らとおよそ1時間会談し、重点措置などの扱いをめぐり、詰めの協議を行いました。

その後、記者団に対して、11日に沖縄県の緊急事態宣言や東京都などを対象とするまん延防止措置が期限を迎えることについて、「取り扱いについて8日、専門家に諮る。期間や具体的な対策については明日決定する」と述べました。

まん延防止措置の解除を前提に決まっている東京五輪・パラリンピックの観客上限の取り扱いは「まん延防止の取り扱いを踏まえたうえで、五輪組織委員会や東京都、国際オリンピック委員会・パラリンピック委員会、政府の5者で決定される」としました。

東京への緊急事態宣言発令や五輪の無観客開催に関してはコメントを控えました。

こうした中、NHKは、政府が東京都を対象に4回目となる緊急事態宣言を出す方針を固めたと伝えました。また、沖縄県の緊急事態宣言も延長し、期限はいずれも来月22日までとする方針だということです。

 

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