加藤官房長官が、妊産婦の搬送体制での具体的対応求める
8月 19, 2021 18:37 Asia/Tokyo
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加藤勝信官房長官
加藤勝信官房長官が、妊娠中の新型コロナウイルス感染者への対応を強化する方針を示しました。
千葉県柏市で新型コロナウイルスに感染して自宅療養中だった女性が、救急車を呼んだものの搬送先が見つからず、自宅で早産した男児が死亡した事案が19日木曜、明らかになりました。
ロイター通信が19日、東京から報じたところによりますと、加藤官房長官は19日木曜の定例会見で、この問題について「厚労省で詳細を確認するとともに、各都道府県に対してあらためて妊産婦等の搬送・入院体制の確保とその構築について具体的な対応を求めていく」と強調しました。
また、「妊娠された方の受け入れはコロナ対応の一つの課題と認識されていた」と説明し「政府として必要な支援はしっかりやっていきたい」と述べています。
なお、今回の事例に関して千葉県の熊谷知事は「妊婦の方も含めて感染者がなかなか入院できない状況は重く受け止めている」として、検証を行う考えを示しました。
専門家の間では、緊急事態宣言の効果は不十分とされ、より強い感染防止措置の必要性が強調されています。
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