東京高裁、「7年前のスリランカ人の強制送還は違憲」
(last modified Wed, 22 Sep 2021 09:40:41 GMT )
9月 22, 2021 18:40 Asia/Tokyo
  • 東京高等裁判所
    東京高等裁判所

東京高等裁判所が、7年前に難民申請を退けられたスリランカ人男性2人の強制送還を違憲とする判決を下しました。

NHKによりますと、東京高裁は7年前に難民申請を退けられたスリランカ人の男性2人が、当時の入国管理局の判断を不服として裁判を起こす前に強制送還されたとして国に賠償を求めた裁判で、国側に60万円の賠償金の支払いを命じました。

また、判決の理由として「憲法で保障する裁判を受ける権利を侵害したと判断した」としています。

日本は、外国人の難民申請をほぼ認めないとして、欧米諸国から厳しい批判が集中しています。

因みに、日本の入国管理局によりますと、2020年の難民申請のうち、認定されたのはわずか1%だということです。

 

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