岸田首相が就任後初めて韓国ムン大統領と電話会談
10月 16, 2021 14:00 Asia/Tokyo
岸田首相が就任後初めて、韓国のムン・ジェイン大統領と電話で会談しました。
NHKによりますと、岸田首相は15日金曜6時半すぎからおよそ35分間、就任後初めてムン・ジェイン大統領と電話で会談し、このなかで両首脳は、地域の厳しい安全保障環境を踏まえ、北朝鮮への対応などで、日韓や日米韓3か国の連携が重要だという認識で一致しています。
また岸田首相が北朝鮮による拉致問題について支持と協力を求めたのに対し、ムン大統領は日本の立場を支持する考えを表明しました。
岸田首相はさらに、「旧朝鮮半島出身労働者問題や慰安婦問題などにより、日韓関係は引き続き非常に厳しい状況にある」と指摘したうえで、韓国側に適切な対応を強く求めています。
会談のあと岸田首相は「日韓両国間には厳しい問題も存在するが、日韓関係を健全な関係に戻すべく、韓国側に適切な対応を強く求めていく。日韓の意思疎通はしっかりと続けていかなければならないと思っているが、対面での首脳会談については今のところ何も決まっていない」とコメントしました。
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