甲府警察、放火事件での死者をこの家の50代夫婦と断定
10月 16, 2021 21:06 Asia/Tokyo
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山梨県甲府市で住宅が放火され
山梨県甲府市で住宅が放火され2人が遺体で見つかった事件で、死亡したのはこの家に住む50代の夫婦であることが確認されました。
NHKによりますと、2人の体には複数の刺し傷があり、警察は傷害の疑いで逮捕された19歳の少年について、今後、殺人などの疑いでも捜査することにしています。
地元警察によりますと、今月12日に甲府市の住宅が放火され焼け跡から2人が遺体で見つかった事件で、死亡したのはこの家に住む会社員の井上盛司さん(55)と妻の章惠さん(50)だと確認されたということです。
またこの事件では、火が出る直前に井上さん夫婦と同居する次女を殴ってけがを負わせたとして、19歳の少年が傷害の疑いで既に逮捕されています。
捜査関係者によりますと、この19歳の少年は夫婦の長女と面識があり、これまでの調べに対し「複数の刃物を持って現場の家に行った」、「長女に好意を持っていたが、LINEで連絡が取れなくなるなど思いどおりにいかなかった」という趣旨の供述をしているということです。
警察は長女に対する一方的な思いが事件の背景にあるとみていきさつを調べるとともに、今後、殺人や放火の疑いでも捜査する予定です。
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