茂木外相、中露艦船の通過に「重大関心」 両国へ伝達
10月 26, 2021 20:29 Asia/Tokyo
茂木外相は26日火曜の記者会見で、中国とロシアの海軍艦船が同時に日本の津軽海峡や大隈海峡を通過したことに関し、外交ルートを通じて両国に申し入れをしたと明らかにしました。
茂木氏によれば、両国には「日本と地域の安全保障環境を踏まえ、重大な関心を持っている」と伝えたということです。
産経新聞によりますと、茂木氏は、中露艦船が同時に津軽海峡と大隅海峡を通過したのを確認したのは今回が初めてだと指摘。「日本周辺での活動は、引き続き注視していく」と強調しました。
また、岸防衛相もこの日の記者会見で、「大規模、長期間の活動は初めてであり異例だ。わが国への示威活動を意図していると考えられる」と懸念を表明しました。
中露両国の海軍艦船計10隻は、18日に日本の津軽海峡を通過。その後、太平洋を南下し、鹿児島県の大隅半島と種子島の間の大隅海峡を抜け、東シナ海に入りました。
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