12月 07, 2021 18:43 Asia/Tokyo
  • 書籍『バザラス イランビジネスの薫風に乗った男』
    書籍『バザラス イランビジネスの薫風に乗った男』

イランでの商売や同国の文化・旅行体験を日本語で紹介した書籍、高木謙次著『バザラス イランビジネスの薫風に乗った男』が、カナリアコミュニケーションズから出版されました。

高木謙次氏と在日イラン文化センターのディーヴサーラール参事官

IRIB通信によりますと、この本の著者である高木謙次氏は、30年前に初めてイランを訪問しましたが、以降も定期的に訪れており、同国でのショートステイも経験しています。

高木氏は自身の本について、「各メディアでは多くのケースで、本当ではないイランの姿を打ち出すことに努めているように見られる。しかしイランの実際の状況は、長く偉大な歴史を持つ西アジアの大国として、それらのメディアで説明されている姿とはかけ離れている。日本の文化とイランの文化は、互いに混ざり合ってもいる」と語りました。

144ページにわたるこの本には、イランの歴史、日本の正倉院に保管されている複数の古代イランの宝物、イランでの商機、首都テヘランの人口、食品産業、科学技術産業、観光業、ユネスコ世界遺産に登録されたイラン国内の23の遺跡など、多岐にわたる内容が盛り込まれています。

 

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