沖縄・辺野古の現場付近で反対派が工事中止を訴える、土砂投入から3年で
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アメリカ軍普天間基地の沖縄県名護市沖への移設工事に向けた埋め立て工事が行われている現場付近で、移設に反対する人たちが工事の中止を訴えました。
(last modified 2025-06-25T12:06:53+00:00 )
12月 14, 2021 15:49 Asia/Tokyo
  • 沖縄・辺野古
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アメリカ軍普天間基地の沖縄県名護市沖への移設工事に向けた埋め立て工事が行われている現場付近で、移設に反対する人たちが工事の中止を訴えました。

NHKによりますと、国が土砂の投入を開始して満3年となる14日火曜午前9時ごろからキャンプシュワブの前で、約50人の移設反対派が「埋め立ては許さない」などと工事の中止を訴えました。

抗議活動は工事現場近くの海でも行われ、市民グループのメンバーらがカヌーに乗り、プラカードなどを掲げていました。

この抗議行動に参加した沖縄市の93歳の女性は「未来の子どもたちのために美しい海を残したい、土砂の投入をなんとしてでも止めたいという思いでここにきています」と語っています。

同日は、埋め立て区域で重機や工事車両が作業にあたっている様子が確認されています。

沖縄防衛局によりますと、辺野古の海岸地域にあるキャンプシュワブ南側の埋め立て工事は計画の50%以上進んでいて、この3年間に投入された土砂の量は東京ドーム1.3個分にあたる、およそ170万立方メートルに上るということです。

工事ではキャンプシュワブの北側にある、大浦湾で見つかった軟弱地盤の改良工事をめぐって、防衛局が申請した設計変更を県が承認せず、県と国との対立が続いています。

 

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