日本厚労省が、モデルナ3回目接種を承認
12月 16, 2021 14:55 Asia/Tokyo
日本の厚生労働省が、ファイザーに続きモデルナ製コロナ予防ワクチンの3回目接種を承認しました。
NHKによりますと、厚生労働省は16日木曜、18歳以上を対象とした3回目のモデルナ・ワクチンの接種使用を承認しました。
なお、3回目では、2回目までの半分の量を接種し、時期は2回目から6か月以降となります。
また、来年3月から始める職域接種のほか、これまでファイザーのワクチンを使っていた自治体の個別接種や大規模接種でも使用し、2回目までと異なるメーカーのワクチンを使う「交互接種」を進める方針です。
一部の医療機関では、17日金曜にも交互接種が始まる見通しです。
日本では既に今月から、医療従事者を対照とした3回目の接種が始まっていますが、厚労省は都道府県に対し、モデルナ・ワクチンの在庫があれば医療従事者への接種にも配分できる旨を周知しました。
この問題について、松野官房長官は16日午前の記者会見で「3回目の接種については、感染防止に万全を期す観点から既存のワクチンの『オミクロン株』への効果などを一定程度見極めた上で、優先度に応じ、きょう追加承認されたモデルナ社のワクチンを活用して8か月を待たずにできる限り前倒しする」と語っています。
その上で「日本の感染動向や全国の自治体の準備状況、ワクチンの供給力を踏まえた上で、前倒しの範囲や方法を示したい。現在、関係省庁で検討中であり、専門家の意見も伺いながら自治体と連携してできるだけ早期に対応したい」とコメントしました。
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