福島原発処理水の放出に関する反対意見が提起
12月 22, 2021 20:15 Asia/Tokyo
福島第一原子力発電所でたまり続けるトリチウムなどの放射性物質を含む処理水の放出について、風評被害を懸念する声が地元を中心に根強くあり、関係者の理解を得られるかなどが課題となっています。
処理水放出に関しては、地元民からも反対の声が上がっています。
ある年配の女性は、「海洋放出は一番安上がりな処理の仕方です。お金をかけたくないんですよ。だから海洋放出させるというずるいやり方なんです。本当に怒ってます」と怒りをあらわにしていました。
また別の女性は、「私たちの世代、そして次世代、未来の子供たちに影響します。しかも、人間だけでなく、動物にだって影響します。だから黙っていることはできません」としています。
そして、地元の漁業関係者は、「処理水の放出計画は、漁業関係者の意見も聞いてから決定すべきだった。我々は反対ですね」としました。
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