沖縄県知事「米軍兵士の酒気帯び逮捕は遺憾 感染対策に万全を」
12月 26, 2021 19:08 Asia/Tokyo
沖縄県の玉城知事が、同県駐留米軍基地で新型コロナウイルス感染の大規模クラスターが発生したさなかでの、米軍兵の酒気帯び運転による逮捕を遺憾だとし、また米軍内の完全な感染対策を求めました。
NHKが26日日曜、報じたところによりますと、玉城知事はアメリカ軍キャンプハンセンに所属する兵士が酒気帯び運転の疑いで逮捕されたことについて、コメントを発表しました。
玉城知事のコメントには、「キャンプハンセンにおいては、新型コロナウイルス感染症の大規模クラスターが発生したことから、12月21日に、私が直接、ビアマン4軍調整官などに対し、感染症が収束するまでの異動停止や水際対策の徹底、キャンプハンセンのすべての軍人などへのPCR検査の実施などを要請している」と述べられています。
その上で「こうした最中に今回の事件が発生したことは、日々、多大な努力によって感染防止対策を徹底してきた県民の不安を全く理解していないだけでなく、軍の規律が著しく緩んでおり、かつ管理能力も欠如していると言わざるを得ず、極めて遺憾だ。県民が目に見えて実感できる綱紀粛正を図る必要があることから、抜本的かつ実効性のある再発防止策を早急に講ずるとともに、新型コロナウイルス感染症対策に万全を期すよう強く求めていく」としました。
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