東証で大発会、年明け初の取引
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東京証券取引所で恒例の大発会が開かれ、2022年の取引が開始されました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
1月 04, 2022 15:55 Asia/Tokyo
  • 東京証券取引所
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東京証券取引所で恒例の大発会が開かれ、2022年の取引が開始されました。

NHKが4日火曜、報じたところによりますと、年明け初の取り引きは、日本時間3日月曜のニューヨーク市場でオミクロン株によるアメリカ経済への影響が限定的だという見方などからダウ平均株価が最高値を更新した流れを受けて、4年ぶりに株価が値上がりしてスタートしました。

日経平均株価の同日午前の終値は、年末と比べて396円余り値上がりし、2万9000円台を回復して、まずは好調な滑り出しとなりました。

なお、取引開始前には大発会が実施されましたが、今年は感染拡大を防ぐため、出席者をおよそ40人に絞って行われました。

はじめに東証を傘下に持つ日本取引所グループの清田瞭CEOが「ことしは総じて堅調な相場展開を期待する声が多いと感じている。今年の干支は“とら”で、相場の格言では『とらは千里を走る』と言われ勢いのある縁起の良い年になることを期待したい」とあいさつしました。

続いて、鈴木財務大臣兼金融担当大臣が「新型コロナの危機を乗り越えた先に岸田内閣が目指すのが新しい資本主義の実現で、その実現には資本市場が欠かせない。自律的な経済成長のためには、企業の利益が賃金や配当などの形で国民に還元され、それが新たな需要を創出して次の成長につなげていくことが大切だ」と述べました。

そして関係者らが鐘を打ち鳴らしたあと全員で手締めをして、ことし1年の活発な取り引きを願いました。

 


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