日本首相、アメリカ大統領に抗議

日本の安倍総理大臣が、アメリカのオバマ大統領との会談で、沖縄におけるアメリカ軍の犯罪に対する日本側の正式な抗議を表明しました。

ロイター通信によりますと、安倍首相は、25日水曜、オバマ大統領との会談で、「この事件に対するアメリカの謝罪は十分でない」と語りました。

アメリカのカーター国防長官は、先週、日本の中谷防衛大臣との電話会談で、日本人女性の死体遺棄事件に関して謝罪しました。

数週間前、沖縄県の女性がアメリカ軍基地の軍関係者によって殺害される事件が発生しました。

この女性の死体遺棄事件は、沖縄県の住民のアメリカ軍兵士の日本駐留に対する怒りと抗議を引き起こしました。

25日水曜、この女性の殺害に対する数千人規模の抗議集会が、沖縄のアメリカ軍嘉手納基地の前で行われました。

抗議者はアメリカに反対するスローガンを唱え、日本からの米軍基地の撤去を求めました。