1月 13, 2022 21:04 Asia/Tokyo

大雪に見舞われている北海道で、落雪や除雪作業中の事故などにより、2人が死亡しました。

NHKによりますと、日本時間13日木曜、北海道旭川市で74歳の男性が牛舎の近くで雪に埋もれているところを、また北海道愛別町でも90歳の男性が除雪機と雪山の間に倒れて挟まっているのが見つかり、いずれも病院に搬送されましたが死亡しました。

13日午前9時ごろ、旭川市神居町富沢の酪農業、喜多伸夫さん(74)が自宅敷地内にある牛舎の近くで胸のあたりまで雪に埋まっているのを家族が見つけ、意識不明の状態で旭川市内の病院に運ばれましたが、およそ3時間半後に死亡しました。

警察によりますと、喜多さんは12日水曜夜から牛舎で牛のふんを取り除く作業を1人で行っていたということです。警察は現場の状況から、喜多さんが牛舎の屋根からの落雪に巻き込まれたとみて、詳しい状況を調べています。

また同日日午前9時半ごろ、北海道愛別町豊里で佐藤徳廣さん(90)が除雪機と雪山の間に挟まっているのを通りかかった人が見つけ、意識不明の状態で旭川市内の病院に運ばれましたが、およそ1時間半後に死亡しました。

警察によりますと、佐藤さんは自宅前の除雪作業を1人で行っていたということで、体の一部が除雪機の下敷きになる形で倒れて雪山との間に挟まっていたということです。

警察は現場の状況から、除雪機をバックさせた際に転倒して挟まれたとみて詳しい状況を調べています。

 


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