都内で「ステルスオミクロン」の市中感染を初確認
2月 17, 2022 21:26 Asia/Tokyo
東京都は17日木曜、新型コロナウイルス対策のモニタリング会議を開き、欧州などで感染が拡大している「ステルスオミクロン株」の市中感染が、都内で初めて確認されたことが報告されました。
FNNによりますと、都が実施したゲノム解析の結果、ステルスオミクロン株の「BA.2」の市中感染が初めて確認されたということです。
BA.2は従来のオミクロン株よりも感染力が強いとされており、出席した専門家からは今後国内でも拡大する可能性があるとの指摘があがりました。
今日の会議では他にも、都内の入院患者数が先週より22人多い81人となり医療体制ひっ迫の懸念があることや、救急患者の受け入れが困難になる事例が多発していることなども報告されました。
また入院患者のおよそ7割が60代以上の高齢者であることも指摘され、都は3回目のワクチン接種を急ぐ方針を確認しました。
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