在日ウクライナ人が抗議デモ、ロシアの軍事行動への反対を表明
(last modified Thu, 24 Feb 2022 05:40:00 GMT )
2月 24, 2022 14:40 Asia/Tokyo

在日ウクライナ人ら約30人が、ロシアの軍事行動に反対するデモを行いました。

ロシアのプーチン大統領がウクライナ東部のロシア系住民の多い2つの州の独立を認め、ロシア軍派兵を決定したことを受け、日本在住のウクライナ人ら約30人が23日水曜、東京都港区の在日ロシア大使館周辺で抗議デモを開催しました。

また、このデモにはウクライナに留学経験のある日本人約40人も参加したということです。

デモ参加者らは「戦争反対」、「STOP Putin(プーチン)」などと書かれたプラカードを掲げ、「ウクライナに平和を」、「ウクライナを守りましょう」などのスローガンを連呼しています。

また、ウクライナ国歌を歌い、団結力をアピールしました。

参加者の1人は、「ウクライナだけではあの大きい国に立ち向かうのは難しいです。日本、ヨーロッパ諸国、アメリカ、経済制裁を願います。それ以外の手段はない。世界の民主主義を信じる国々がプーチンを止めなければ世界大戦になる」と語りました。

ウクライナ東部での衝突は、ウクライナ東部紛争の解決に向けたミンスク合意の署名により停戦中だったものの、ウクライナの分離独立派と政府軍側の衝突は、以前から常時発生していました。

しかし、この数週間において、ウクライナ・ロシア西部国境、ベラルーシに多数のロシア軍が配備され、アメリカ主導の西側諸国は、ロシアが大規模な対ウクライナ軍事攻撃をもくろんでいると主張しています。

一方、ロシアの政府幹部はこの主張をこれまでに何度も否定しています。

 


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