北海道・比布町でイチゴの収穫最盛期、農業用ハウスで試験栽培
2月 24, 2022 15:07 Asia/Tokyo
北海道・比布町で、農業用ハウスで育てられたイチゴの収穫が最盛期を迎えています。
NHKが24日木曜、報じたところによりますと、比布町では、地元の農業法人が1年を通じてイチゴを出荷しようと、3年前から冬の間、農業用ハウスで試験栽培に取り組んでいます。
ハウスは、天井部分を3重にするなどして保温性を高めることで暖房コストを抑えていて、外はまだ雪景色ですが、ハウス内は約20度に保たれています。
先月下旬に始まった収穫は最盛期を迎え、24日も農業法人の担当者が赤く色づいたイチゴを1つずつ丁寧に摘み取っていました。
農業法人によりますと、今年は日照に恵まれハウスの温度管理がしやすかったこともあってイチゴの生育は順調で、収穫量は去年のおよそ500キロを上回る見込みだということです。
これについて、農業法人「NexPeaK」の片澤英幸さんは「温度管理が難しい中、みずみずしいイチゴができているので、ぜひ味わってほしいです」と語りました。
農業用ハウスでのイチゴの収穫は4月上旬まで行われ、町内の直売所や旭川市近郊のスーパーで販売されます。
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