鈴木財相、Ｇ２０会議で途中退席の欧米に同調せず

米ワシントンで開かれているＧ２０財務相・中央銀行総裁会議に出席した日本の鈴木財相は、欧米各国代表がロシアのシルアノフ財務相の発言時に退席したのには同調せず、会議にとどまりました。

共同通信によりますと、会議ではシルアノフ氏が登壇した際、アメリカやイギリス、カナダの代表らが退出しました。

これに対し、日本の鈴木財相は会議後の記者会見で、自身は退席しなかったことを明かした上で、「現状ではロシアはＧ２０に参加すべきではないという考えをはじめとして、ロシアを厳しく批判した」と述べました。

ロシアのＧ２０出席をめぐっては、米ホワイトハウスのサキ報道官が、ロシア代表が出席した場合、イエレン米財務長官は出席しないと表明していました。

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