福岡で「博多どんたく港まつり」が3年ぶりに開催

新型コロナウイルスの影響で中止されていた「博多どんたく港まつり」が、3年ぶりに福岡市で開催されました。

地元メディアをはじめとする日本の報道各社によりますと、ゴールデンウイークの恒例行事「博多どんたく港まつり」が、3日火曜から福岡市内で開催されています。

博多三大祭の一つ「博多どんたく港まつり」は800年余りの伝統がある「博多松ばやし」が起源とされる祭りです。

この伝統行事は新型コロナウイルスの影響で昨年と一昨年は中止されていましたが、今年は3年ぶりの開催となりました。

JR博多駅前の「はかた駅前通り」の長さ125メートルの路上ステージでは、午前中から参加者がダンスや演奏を披露し、沿道に詰めかけた人たちから拍手を送られていました。３日午後1時からは福岡市中心部に設けられた「どんたく広場」をスタートするパレードも行われますが、時間を短縮し、参加団体をおよそ半分に減らしたうえで、沿道での観覧は控えるよう呼びかけられています。

家族で訪れていた福岡市に住む男性は「コロナが広がる前に子どもと来ましたが、子どもは忘れていると思います。福岡の人にとっては大事な催しなので、3年ぶりに見ることができてよかったです」と語りました。

「博多どんたく港祭り」は、3日と4日の2日間にわたって実施される予定です。

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