日本のホームレスの平均年齢、過去最高63.6歳 都内では65歳超
(last modified Sat, 07 May 2022 11:16:29 GMT )
May 07, 2022 20:16 Asia/Tokyo
  • 日本のホームレス
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厚生労働省の調査によると、日本のホームレスの平均年齢は63.6歳で、過去最高となりました。

NHKによりますと、厚生労働省は昨年11月、東京23区や全国の政令指定都市などで男女1169人を対象に調査を行いました。

それによると、ホームレスの平均年齢は63.6歳で、前回の2016年の調査から2.1歳上昇し、過去最高を記録しました。

また、70歳以上の割合も前回から14.7ポイント増加し、34.4%となっています。

さらに、ホームレスとなってからの期間については、「10年以上」と回答した人が最も多く全体の40%を占め、前回から5.4ポイント増加しました。

回答者の男女構成は、男性が95.8%、女性が4.2%でした。

一方、7日付の読売新聞によりますと、東京都も23区のホームレスを対象にした調査結果を公表し、対象者320人の平均年齢は全国平均より高い65.1歳となりました。こちらも2003年の調査開始以来、過去最高となっています。

それによると、健康状態について「よくない」「あまりよくない」と答えた人が全体の4割で、このうち6割強が薬などを服用していませんでした。

また対象者の平均月収は5万2894円で、今後の生活について「今のままでいい」と答えた人が半数を占めているということです。

厚生労働省、東京都の調査とも、2003年から5年毎に行われています。

 


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