松野官房長官、「日ロ関係悪化は観光船行方不明者の捜索活動に影響せず」
(last modified Mon, 16 May 2022 10:13:25 GMT )
May 16, 2022 19:13 Asia/Tokyo
  • 日本サルヴェージ
    日本サルヴェージ

日本の松野官房長官が、ウクライナ情勢を原因とした日ロ関係の悪化が、北海道知床沖で沈没した観光船「KAZU1(カズワン)」の行方不明者の北方領土(ロシア側呼称;南クリル)域内における捜索活動には影響しない、と語りました。

松野官房長官

 

日本の報道各社によりますと、松野官房長官は16日月曜、記者会見で「知床沖の観光船沈没事故を巡る行方不明者の捜索にロシアとの関係悪化が影響しているのではないか」との質疑に対し「指摘は当たらない」と否定しています。

また、日本側当局はロシア側から捜査活動進捗に関する様々な情報をこれまでも得ており、今後も情報が提供されると語りました。

その一方で、今月13日にザハロワ・ロシア外務省報道官が「日本政府は『反ロシア的ヒステリーを強め』倫理と人間性を忘れている」と発言したことについてはコメントを避けました。

そして、「ロシア外務省報道官のコメントについては承知している。ロシア側のコメント一つ一つに述べることは差し控えたいが、同コメントでは、ロシア側として捜査活動への協力を継続する、としていることも承知している」として、具体的な評価を差し控えています。

 


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