日本政府が入国者数上限を今日から2万人に引き上げ
(last modified Wed, 01 Jun 2022 04:16:46 GMT )
6月 01, 2022 13:16 Asia/Tokyo
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日本政府が、コロナ関連の入国制限を一部緩和し、本日1日水曜から一日当たりの入国者数の上限を2万人に引き上げます。

日本の報道各社によりますと、新型コロナの水際対策をめぐり、日本政府は1日から一日当たりの入国者数の上限を2万人に引き上げるとともに、一部の国や地域からの入国者には入国時の検査などを免除します。

具体的には、これまでの入国時の検査での陽性率などに応じて、世界の国や地域を青、黄色、赤の3つのグループに分け、最もリスクが低い青グループの98か国・地域からの入国者はワクチン接種の有無によらず、次に低い黄グループの99か国・地域からの入国者は3回目の接種を条件に、入国時の検査や自宅などでの待機措置を免除するとしています。

ちなみに、現時点でイランは青のグループに区分けされています。

ただし、いずれの国からの外国人の入国、また日本人の帰国に当たっても、これまでどおり出発72時間以内のコロナ検査の陰性証明の提出が求められます。

さらに今月10日からは最もリスクが低いグループの国や地域について、添乗員付きのツアー客に限定し、およそ2年ぶりに外国人観光客の受け入れを再開することにしています。

新型コロナの水際対策をめぐり、政府は、観光目的を除く外国人の新規入国を再開しており国内外の感染状況や空港の検疫体制などを踏まえ、一日当たりの入国者数の上限を3月1日に5000人、14日に7000人、そして4月10日には1万人と、段階的に引き上げてきました。

政府は、今後の感染状況などを慎重に見極めながら、さらなる緩和も検討する方針で、感染拡大を抑えつつ、社会・経済活動の回復につなげられるかが課題となります。

日本では特に、今年2月ごろを中心としたオミクロン株の大流行時に1日の感染者数が10万人を越えた時期もありましたが、最近では激減し、ここのところは1日あたり約2万人強で推移しています。

 

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