スイスで、密輸された室町時代の日本刀を押収
6月 01, 2022 20:37 Asia/Tokyo
スイス関税当局が、同国に密輸された約700年の日本刀を押収したと発表しました。
フランス通信によりますと、スイス関税当局は31日火曜、北部チューリヒ近郊で行われた車両検問で、密輸された日本刀を発見したと発表しました。
この刀は室町時代の1353年に作られたもので、65万ユーロ(約9000万円)の価値があるとされています。
車内からは、古文書1冊、契約書1通、請求書も見つかったということです。
州当局は、スイスの文化財保護法に違反したとして、車を運転していた男から付加価値税として約5万4000スイス・フラン(約720万円)を徴収しました。また、刀の所有者で運搬を依頼した雇い主には、6000スイス・フラン(約80万円)超の罰金が科されました。
タグ