2月 06, 2023 14:13 Asia/Tokyo

トルコ南部カフラマンマラシュ付近で、現地時間6日月曜午前4時17分(日本時間同10時17分)、マグニチュード(M)7.8の強い地震が発生し、これまでに50人以上の死亡者が確認されています。

複数のメディアによりますと、AFADトルコの災害・緊急事態管理局は、震源は同国南部の都市カフラマンマラシュ付近で、震源の深さは17.9キロだとしています。

地元メディアなどの発表では、今回の地震により隣国シリアと合わせ計50人以上が死亡したということです。

現在のところ、がれきに取り残されている人々が多数いるとみられ、今後さらに被害が拡大する恐れがあります。

シリア国営サナ通信によりますと、同国の北部アレッポ県などで42人が死亡し、200人以上が負傷しました。

また、レバノンや地中海のキプロスでも揺れが感じられたということです。

トルコ国営放送TRTなどの映像によると、建物に被害が及び、雪の積もった道に人々が避難しています。また、カフラマンマラシュで倒壊した建物の周りに人々が集まって生存者を探す様子も映されています。

なお、今回の地震を受け、トルコ内相は、がれきに埋もれた人々の救出が最優先だとした上で、国民に携帯電話の使用を控えるよう求めました。

 


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