May 15, 2023 16:37 Asia/Tokyo

トルコで行われた大統領選挙の開票が終了しましたが、いずれの候補も過半数の票を獲得できず、決戦投票にもつれ込むことになりました。

トルコの各メディアによりますと、同国与党の共和連合の推すエルドアン現大統領の得票率は49・35%、野党6党による「国民連合」の候補クルチダルオール氏の得票率は45%となり、いずれも当選に必要な50%の票を獲得できなかったため、両候補は28日に決戦投票で争うことになりました。

エルドアン氏は、決戦投票実施の準備はできているとし、「われわれは次の投票で勝つことを確信している」と語りました。

トルコでは14日日曜、大統領選挙と議会選挙が同時に行われましたが、大統領選は有権者の88.84%、議会選挙は88%以上が投票を行い、近年まれに見る高い投票率となりました。

同国の国内の有権者は6090万4000人、国外の有権者は328万6600人ということです。

各メディアによれば、議会選挙ではエルドアン氏率いる公正発展党が600議席のうち266議席を獲得し、同じく与党連合を組む民族主義者行動党が51議席を獲得したことで、過半数を維持することに成功しました。

また、クルチダルオール氏を党首とする共和人民党が168議席で第2政党となり、緑の左派党が62議席、優良党が44議席、新福祉党が5議席、労働党が4議席を獲得したということです。
 


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