米軍普天間基地の移設先とされる沖縄県名護市辺野古沖の工事が、10日再開されました。
米軍普天間基地の移設先となっている名護市辺野古での工事をめぐり、沖縄県が不承認とした処分を国交相が取り消す決定をしたことに対し、県が決定の取り消しを求めた裁判で、那覇地方裁判所は「訴えを起こす資格はない」などとして県の訴えを退けました。
名護市辺野古の新基地建設断念を求める国会請願に向けた署名が、9日火曜時点で約22万3千筆、県内分は約2万7千筆にとどまっており、県政与党からは「問題の関心が低下したという誤ったメッセージになりかねない」と懸念する声が上がっています。
沖縄県名護市の大浦湾周辺海域で、国の天然記念物ジュゴンのふんが見つかっていたことが5日、分かりました。この場所は辺野古基地建設現場の南側にあたり、工事にも影響を与える可能性があります。
沖縄県名護市辺野古の新基地建設断念などを求め、都内でハンガーストライキをしている「辺野古」県民投票の会元代表の元山仁士郎さん(30)が、基地負担が過重であることを訴えました。
沖縄県名護市辺野古の新基地建設で沖縄防衛局は28日月曜午後、周辺に軟弱地盤が広がる大浦湾側で「K8」と呼ばれる護岸の延伸工事に着手すると発表しました。
米軍普天間基地の辺野古への移設工事などが争点となっている沖縄県・名護市長選挙は、午後8時で投票が締め切られ、9時から開票作業が始まっています。
沖縄県名護市辺野古の新基地建設で海上警備を受注するセントラル警備保障(CSP)が10日も、県の許可を得ないまま金武湾港金武地区の岸壁を使用しました。
防衛省が7日、沖縄県名護市辺野古の新基地建設を巡り、軟弱地盤改良に伴って沖縄防衛局が提出していた設計変更申請を県が不承認としたことを受け、行政不服審査法に基づき国土交通相に審査請求したと発表しました。
沖縄県の玉城デニー知事は4日土曜、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前で開かれた市民集会に参加し、辺野古沖の地盤改良工事に向けた国からの埋め立て変更申請を不承認としたことを報告しました。