新基地建設断念求めハンスト中の元山仁士郎さん、過重な基地負担を訴え
(last modified Sat, 14 May 2022 13:09:45 GMT )
May 14, 2022 22:09 Asia/Tokyo
  • 元山仁士郎さん
    元山仁士郎さん

沖縄県名護市辺野古の新基地建設断念などを求め、都内でハンガーストライキをしている「辺野古」県民投票の会元代表の元山仁士郎さん(30)が、基地負担が過重であることを訴えました。

沖縄の地元紙・沖縄タイムスが東京から報じたところによりますと、現在都内でハンスト中の元山さん(30)は13日金曜、日本外国特派員協会で記者会見し、沖縄の日本復帰50年を経ても過重な基地負担が変わらない現状に改めて言及するとともに「なぜハンストをやらざるを得ない状況か考えてほしい」と呼びかけています。

元山さんは今月9日からハンストを始め、首相官邸や自民党本部、防衛省などの周辺で抗議の意思を示しました。

また同日からが、署名サイト「チェンジ・ドット・オーグ」で、新基地建設の即時断念、米軍普天間飛行場の数年以内運用停止、そして県を含む民主的な議論を経た日米地位協定見直しなどを求める声明を公表しています。

さらに、この署名が同日午前で2万4千筆を超えたと明らかにし、「辺野古問題が解決せず、南西諸島で進む軍拡により再び沖縄が戦場になりかねないという思いに共感が集まった」と語りました。