7月 09, 2022 19:00 Asia/Tokyo

サウジアラビア・アラファート砂漠で世界各地からやってきたイスラム教徒数数十万人が、今年のメッカ大巡礼儀式を実施します。

メッカ大巡礼は、イスラム教徒による最大の宗教集会ですが、過去2年間は新型コロナウイルスの世界的大流行のため、サウジ国内の巡礼者のみの参加という制限つきで実施されていました。

今年の巡礼儀式は、9日土曜未明から各国のイスラム教徒100万人以上が白装束を身に纏い、「神よ、あなたの誘いに応じた」というスローガンを叫びながら、メッカ市内の「神の家」とも呼ばれるモスク、マスジェド・ハラム(カアバ神殿)の境内に向かって、徒歩で進みます。

これらの巡礼者は、7日木曜夕方から9日土曜まで、アラファート砂漠に入り、そこに張ってあった多くのテントで夜を明かし、徹夜の祈祷を行います。その後、巡礼者はメナーの地に向かい、大巡礼の残りの儀式を実施しています。

サウジアラビアでは、8日金曜がカアバ神殿に向かう巡礼の2日目・「アラファの日」で、9日は神への犠牲を捧げる「犠牲祭」となっています。

 


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