世界モスクの日、パレスチナが断固としてアクサーモスクを防衛
(last modified Sun, 21 Aug 2022 08:31:36 GMT )
8月 21, 2022 17:31 Asia/Tokyo

毎年8月21日は、パレスチナの聖地ベイトルモガッダス・エルサレムにあるアクサーモスクにシオニストらが放火した日であることから、世界モスクの日とされています。

この日は、OICイスラム諸国協力機構により「世界モスクの日」に制定されています。

イスラム教徒の最初のキブラ(礼拝の方向)であるアクサーモスクは、1969年8月21日、強硬派シオニストであるオーストラリア人デニス・マイケル・ロハンによって放火されました。

この行動は、占領下のベイトルモガッダスにおけるイスラム教やイスラムの文化、文明を消滅させるシオニスト政権の政策の枠内で取られました。

国連は同年、決議271号を採択し、アクサーモスクに放火したとしてシオニスト政権を非難しました。

この事件の記念日に際し、アクサーモスクの説教師は、「アクサーモスクへの放火の炎は、シオニスト入植者の連続的な襲撃、パレスチナ人の土地の没収やユダヤ化、パレスチナ人の逮捕や自宅からの強制退去など、シオニスト政権当局による人種差別的な行動によって、今なお燃えさかっている」と語りました。

イラン外務省のキャンアーニー報道官もこの日に因んで、世界各地にあるすべてのモスクは、パレスチナの完全な解放まで、シオニストへの対抗運動の中心であり続けるだろう」としています。

聖地内のパレスチナ・イスラム的なアイデンティティの象徴であるアクサーモスクは常に、シオニスト政権の破壊的な行動の標的とされています。

 


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