レバノン・シーア派組織事務局長、「団結はパレスチナの解放の唯一の道」
10月 12, 2022 21:04 Asia/Tokyo
レバノンのシーア派組織ヒズボッラーのナスロッラー事務局長が、「パレスチナ解放の唯一の道はイスラム共同体の団結である」としました。
イルナー通信によりますと、ナスロッラー事務局長は、テヘランで開催中の第36回イスラム団結国際会議にメッセージを送り、「今日、地域や世界におけるアメリカの威厳は弱体化しており、その最新の例として、イラクやアフガニスタンでの敗北、ウクライナ戦争という泥沼に巻き込まれるなどの事例が挙げられる」としました。
また、アメリカによるイラン、ベネズエラ、ロシアなど各国の経済制裁に触れ、「今日、アメリカの陰謀の結果は彼らに帰し、彼らは原油や経済の面で最悪の状況に置かれている」と強調しました。
さらに、「アメリカやシオニスト政権イスラエルとその追従者に対抗するイランへ支持は、我々の不変の立場である」と語っています。
なお、アメリカ・サウジアラビアという敵に対抗しているイエメンの封鎖解除に向けた同国国民の要請を支持するとし、「われわれは、イスラエルとの関係正常化計画と闘う虐げられたバーレーン国民に支援の手を伸ばす。また、タクフィール派のテロリストと戦うイラクの人々も支持する」と述べています。
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