サウジ主導連合軍のイエメン攻撃で、子ども3人死亡
1月 25, 2023 17:55 Asia/Tokyo
イエメンの情報筋が、侵略者たるサウジアラビア主導アラブ連合軍が行った同国西部フダイダへの攻撃で、子ども4人が死傷したと伝えました。
フダイダ県は、国連仲介の下でイエメンとサウジの代表がスウェーデンでの協議で停戦に合意した地域であり、これは2018年12月18日から実施されましたが、連合軍側は連日のように違反を繰り返しています。
イエメンのアルマスィーラTVによりますと、同県に連合軍が行った無人機攻撃により、イエメン人の子ども3人が死亡したほか、1人が負傷しました。
この攻撃の詳細については、まだ公表されていません。
イエメンで2015年3月26日から始まった戦争では、これまでに4万7000人が死傷し、国連事務総長が認めているように、21世紀最大の人道的悲劇となっています。
戦争の影響により、同国では200万人以上の子どもが栄養失調となっているほか、子ども900万人を含む1700万人以上の人々が、飲料水不足や行き届かない衛生・医療サービスに苦しめられています。