聖地における対シオニスト作戦を、パレスチナ各抵抗組織が称賛
パレスチナの複数の抵抗組織が個別に出した声明の中で、占領下の聖地ベイトルモガッダス・エルサレムで9人のシオニストを死傷させた10日金曜の抵抗作戦を称賛しました。
30 歳のパレスチナ人男性は10日、シオニスト政権イスラエルの占領下にある聖地で抵抗作戦を実行し、その結果、入植者2人を殲滅したほか、7 人を負傷させました。
パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスのカシム報道官は、「この作戦は、パレスチナ・ヨルダン川西岸の町イェリコ(アラビア語名:アリーハー)のアカバ・ジャブル難民キャンプでの最近の犯罪を含む、パレスチナ国民の敵・シオニストが行った犯罪に対しての当然の反応である」と述べています。
また、別の抵抗組織・パレスチナイスラム聖戦運動のタリク・エゼディン報道官は、「聖地での作戦は、パレスチナ国民が自国の領土から侵略者を追放するまで彼らに抵抗し続けることを、改めて証明した」と強調しました。
さらに別の抵抗組織・ムジャヒディン運動も、「この作戦は、パレスチナの人々の蜂起と、シオニストからの聖地奪還・解放運動インティファーダがさまざまな方法で続いていることを証明した」としました。
同組織は、「この英雄的な作戦は、過激なシオニスト政権の犯罪と脅迫に対するパレスチナ国民の当然な反応の一部であった」とも強調しています。
この一方で10日には、イスラエル・ネゲブ刑務所に収容されていた48歳のパレスチナ人が、刑務所側が注意・管理や適切な医療処置を取ることを怠った結果、容態が悪化し殉教したことが報じられました。
パレスチナの捕虜問題省はこの新たな犯罪についてイスラエル政権に非があるとし、「イスラエル刑務所は、この捕虜の状態が悪化しているにもかかわらず、病院への搬送をすぐに行わなかった」と強調しました。