サウジ・エネルギー相、「OPECプラスの決定は政治的でなく柔軟性あり」

サウジアラビアのアブドルアジズ・エネルギー相が、OPEC石油輸出国機構とロシアなど非加盟国で構成する「ＯＰＥＣプラス」の決定を、政治的ではなく柔軟性あるものだとしました。

ロイター通信によりますと、アブドルアジズ大臣は２０日月曜、サウジアラビア首都リヤドで開かれたイベントで、日量２００万バレルの減産を２０２３年末まで実施するという昨年１０月の決定について発言しました。

そして、「OPECプラスの決定は、政治的なものではなく市場のファンダメンタルズ（基礎的条件）に基づいている。また、必要に応じて方針を調整する柔軟性が十分にある」と語っています。

なお、アブドルアジズ氏は先週、「OPECプラスがこの方針を年末まで維持する」との認識を示していました。

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