イスラム圏が、シーア派4代目イマームの生誕日祝う
2月 26, 2023 15:09 Asia/Tokyo
イスラム暦1444年シャアバーン月5日に当たる26日日曜は、シーア派4代目イマーム・サッジャードの生誕日とされています。
イマーム・サッジャードの別名で知られる4代目イマーム・ゼイノルアーベディンは、西暦658年に当たるイスラム太陰暦(ヒジュラ暦)38年シャアバーン月5日にサウジアラビア西部の街・メディナで誕生しました。
イマーム・サッジャードの父は、イラクのカルバラーで殉教したシーア派3代目イマーム・ホサインです。
イマーム・サッジャードは高い人間性を持ち、その行状と知識は美徳を極め完璧なものでした。
このイマームは、自らの生きた時代で最も高貴かつ敬虔で忍耐強い、そして最も敬愛された人物とされ、印象的な言葉を語り雄弁であったほか、寛大さをも兼ね備えていました。
イマーム・サッジャードは人々に対してとても優しく接し、貧者や恵まれない人々には特に寛大に施したとされています。