パレスチナ首相、「国連はパレスチナ人殺戮の阻止に直ちに行動を」
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パレスチナ自治政府のシュタイエ首相が、ガザ地区およびヨルダン川西岸でシオニスト政権イスラエルが重ねている犯罪に言及し、同政権によるパレスチナ人殺戮を止めるために直ちに行動を起こすよう、国連に求めました。
(last modified 2025-08-16T09:55:59+00:00 )
May 14, 2023 15:15 Asia/Tokyo
  • パレスチナ自治政府のシュタイエ首相
    パレスチナ自治政府のシュタイエ首相

パレスチナ自治政府のシュタイエ首相が、ガザ地区およびヨルダン川西岸でシオニスト政権イスラエルが重ねている犯罪に言及し、同政権によるパレスチナ人殺戮を止めるために直ちに行動を起こすよう、国連に求めました。

シオニスト政権は9日火曜未明以降、戦闘機を使ってガザ地区へ激しい攻撃を行っています。これにより、殉教したパレスチナ人の数は子ども6人、女性3人を含む35人となり、負傷者も111人に増加しました。

パレスチナ・ワファー通信によりますと、シュタイエ首相は13日土曜の声明で、シオニスト政権への処罰および同政権への制裁に向けた国際法適用を求めながら、「犯罪者が処罰を免れることが許されてはいけない」と述べました。

その上で国連に対し、シオニスト政権が行うガザ地区およびヨルダン川西岸でのパレスチナ人殺戮を阻止するため、可及的速やかに介入するよう求めました。

また、ヨルダン川西岸ナブルス近郊のバラタ難民キャンプでシオニスト軍の犯罪行為によりパレスチナ青年2人が殉教したことに触れ、「占領者たる同政権の犯罪で、パレスチナ国民の自由、独立、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムを首都とする国家樹立、パレスチナ難民の祖国帰還保障を目指す闘争が止まることはない」と指摘しました。

一方、パレスチナ自治政府のアブルディネ報道官も演説において「シオニスト政権当局者らは、パレスチナの各都市、村落、難民キャンプを攻撃してパレスチナ人を殺害するという政策を推し進めることで、あらゆる越えてはならない一線を越えた。米国政府も、シオニスト政権の犯罪について沈黙を守り、それらを止めるための即時介入を行わないことから、現在のパレスチナの惨状に対して責を負う」と述べています。

 


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