シリア東部の米軍基地に再度ロケット弾攻撃
8月 13, 2023 18:00 Asia/Tokyo
シリア東部にある米占領軍の基地が、再度ロケット弾による攻撃を受けました。
ファールス通信によりますと、地元筋は13日日曜未明、「シリア東部デリゾール県の米軍基地に、少なくとも2発のロケット弾が発射された」としています。
これは、過去24時間でシリア東部に違法駐留するア米軍に対する2度目のロケット弾攻撃となりました。
現地時間の12日土曜朝にも、シリア北東部コニコ・ガス田内の米軍基地が、3発のロケット弾による攻撃を受けました。
複数の報道によりますと、「ユーフラテス川東の人民抵抗運動」と呼ばれるシリアの団体は12日土曜の攻撃に関する犯行声明を発表し、最近シリアの米軍基地に合計10発のロケット弾を発射したと表明しました。
デリゾール北部20キロにあるコニコ・ガス田は、アメリカ軍の占領下にあるシリア最大のガス田の一つです。
ここ数カ月間、アメリカ侵略軍はシリアの東部および北東にある基地にさらに多くの装備と弾薬を移送し、脅威に対処すべく軍に警戒を求めました。
シリア政府と地元情報筋は、アメリカ占領軍がシリアの石油と小麦を窃取したとして非難しています。